2019/09/17
新入職員退職者を防止するための取り組み
今回は首都圏を中心に成長している福祉施設の大英断についてご紹介します。
昨年の今頃です。
人事部長が「今まで研修してもらっており、評判は良いけれど、お宅でなければなければできない効果が見えるような企画を提案してほしい。
社会人の基礎を身につけるとか、接遇のスキルをつけるのはもちろんだけど、もっと明確な目標を掲げたものにしたい。というご要望でした。
そうなんです。私たちが実施している多くの研修は、明確な目標が設定されていないのです。だからどこの研修会社がやってもあまり変わり映えしない、という印象を持たれてしまう。結局価格競争になってしまう。特に医療関係者の方が慣れている研修は、テクニカルスキルで。研修をすればある程度効果が感じられ、診療報酬に反映するものが多い。私たちが提供する研修は、することがよいことはわかっている。しかし、本当に効果があるのかの判断基準はほとんどない。だからあえてする必要はない。値段が安くても高くてもコストの差はあまりないという結論に達していると思う。
さて、今回の直球のご要望。従来の研修の評判が良い、だけどきっとその延長線上ではないよね、という結論に達した。だけど、うちの従来の研修のどこが評判良いの?というそもそも論から企画会議が始まりました。
採用されて、第1クールが終了、「なに、新入社員って今夏事で退職してたんだ」「なにやってんだろ」という声が、管理職の人から上がりました。
「やった!」と小さくガッツポーズ、まだ1/4しか経過してないけど、確かな手ごたえを感じています。
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