セミナー報告

2025/08/10

医療現場におけるストレスに強い部下育成講座を8/9に開催しました

■研修目的

医療・介護現場では、業務量・人間関係・感情労働など、職員が日々多くのストレスにさらされています。本講座では、部下がストレスに押しつぶされず、前向きに業務に取り組めるよう支援するための「育成視点」と「実践スキル」を学びました。

■プログラム内容

1.ストレスとは

・ストレスの定義と種類(外的ストレッサー/内的ストレッサー)

・ 医療・介護現場に特有のストレス要因(感情労働・予測不能な事態・人間関係)

・ ストレスは「悪」ではなく、「向き合い方」が鍵であるという視点

2.ストレスに強い部下育成の3つの基礎

① ストレス対処の考え方

・ 対処力は「性格」ではなく「スキル」である

・ 部下の反応にラベルを貼らず、背景を理解する姿勢が重要

② WHY?を変える

・ 「なぜできないのか」ではなく「なぜそう感じるのか」へ

・ 原因追及よりも、意味づけの再構築がストレス軽減につながる

③ 感情・行動が生まれるプロセス

・ 刺激 → 認知 → 感情 → 行動 の流れを理解することで、介入ポイントが見える

・ 部下の「認知のクセ」に気づき、支援する技術が紹介された

3.事例でみるスキル

・ 実際の現場事例(例:新人が業務に自信を持てない/中堅職員が感情的になる)をもとに、声かけ・関わり方を検討

・ 「共感+問いかけ+選択肢提示」の3ステップが有効

・ ストレス対処を“教える”のではなく、“一緒に考える”姿勢が信頼につながる

 

■アンケート

1 3

2 3

■参加者の声

・本日学んだことを明日からの仕事に活かしていきたい。

・本日はありがとうございました。

 

■講師コメント

みなさま前向きに取り組みグループワークも楽しんでくださったように見えました。最後のご質問も現場ならではの、日々向き合っているからこそのテーマでした。このセミナーが力になれると嬉しいです。

 

■他の講座のご案内

他の研修内容については、こちらをご覧ください。
https://www.wcan.co.jp/seminar/

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