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「対応困難者への関わり方を学ぶ訪問看護・介護研修を開催しました」7/15(火)  - 株式会社ウィ・キャン 「対応困難者への関わり方を学ぶ訪問看護・介護研修を開催しました」7/15(火)  - 株式会社ウィ・キャン

セミナー報告

2025/07/17

「対応困難者への関わり方を学ぶ訪問看護・介護研修を開催しました」7/15(火) 

■実施概要

訪問看護・介護の現場では、患者様や利用者様との信頼関係が、質の高い支援を支える大切な土台となります。特に、対応が難しいと感じられる場面では、管理者自身が柔軟な視点と的確な対話力を備えていることが求められます。

本研修では、管理者の皆様を対象に、日々の実践に役立つコミュニケーションスキルを学ぶ機会として、対応困難者との関わり方を中心に、個人での対応力とチームでの情報共有力を高める内容をお届けしました。

 

■研修の目的

・対応困難な行動の背景を理解し、柔軟に受け止める視点を養う

・「安心して話せる関係づくり」の具体的な方法を考える

・一人で訪問する際に自信をもって対応できる力を身につける

・チーム内での情報共有の大切さと工夫について学び合う

 

■プログラム構成

1.対応が難しく感じる方にも背景がある

病気や不安、生活歴など行動の裏側にある要因を理解することで、相手を尊重した関わり方につなげる視点を学びました。

2.安心できる関係をつくるには

言葉の選び方、表情、聴く姿勢など、信頼関係を築くコミュニケーションのポイントをロールプレイを通じて体験的に学びました。

3.一人で訪問するときのコミュニケーション

緊張する場面での自己調整や、相手との距離感に配慮した対応力について、日々の訪問に活かせる具体的な手法を確認しました。

4.チームで気持ちよく情報共有するには

記録だけでなく、「雰囲気」や「気づき」を共有する工夫、他メンバーとの相互理解を深めるフィードバックの仕方、管理者の調整役としての視点などについて意見交換を行いました。

 

■質疑応答より

・質問:発語が難しい方が伝えたいことを知るにはどうすればよいか?

 

言葉の理解がある方の場合、単語カードや一覧表を用いて意思表示していただく方法が考えられます。
例えば「食事」「新聞」「テレビ」「リモコン」「読む」「欲しい」「したい」などのカードを組み合わせ、「食事×したい」など本人の思いを伝えていただくことができます。
どの単語を使うかはご本人と相談しながら少しずつ増やしていき、絵や文字など理解しやすい形式で作成するのがおすすめです。

 

・講師からのコメント

 

日々、現場で悩まれるテーマであり、多くの方が熱心にご参加くださいました。患者様も皆様ご自身も、お互いを信頼し合える関係を築く一歩となるよう願っています。

 

■参加者アンケート

・研修研修後のアンケートでは、業務に活かせると回答された方が91.6%でした。現場での、対応に苦慮されていることが伺えます。

業務 4

・研修内容の理解については、理解できたと回答された方がた100%でした。

理解 3

 

・感想(抜粋)

 

研修後のアンケートでは、参加者の皆さまから多くの前向きなご意見を頂きました。以下はその一部です

 

・「とても分かりやすく、もっと勉強したいと思えました」

― 分かりやすい内容で理解が深まり、今後への意欲につながったという声が多く見られました。

・「施設で働いていると対応困難者と関わることが多いので、難しかったですが勉強になりました。本日はありがとうございました。」

― 日々の業務に直結するテーマであり、学びの機会として貴重だったという感想が寄せられました。

・「人の話を聴くときも、報告か相談かはっきりさせてから聞くとよいと思った」

― 聴く側の姿勢にも気づきがあり、具体的な行動改善につながる視点が印象的でした。

 

■他の講座のご案内

他の研修内容については、こちらをご覧ください。

https://www.wcan.co.jp/seminar/